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「エンタメ」をテーマに、FM-NIIGATAさんを紹介する３回シリーズの最終回は、パーソナリティ・ディレクターの本間紗理奈さんに大学生へのメッセージや今後の目標についてお聞きしました。常日頃から音楽に触れている本間さんならではの学生に向けたプレイリストも作ってもらいました。注目です。
- １．学生時代にはどんなことをすべきか
- ２．今後の目標について
- ３．大学生向けプレイリスト（５曲）を作ってもらいました
- ４．本間さんの「たすいち（＋１）」は？
―大学生の時に経験しておいた方が良いと思うことを教えてください。
本間さん：大学生の特権って何でも興味を持てるし、行動力があるところだと思うんだよね。大人になると「疲れるから…」とか「明日も早いし…」とか億劫になっちゃうこともあって(笑)。でも大学生って時間はたくさんあるし、ちょっとくらい寝不足でも良いと思う。もちろん勉強も大事なんだけどパーソナルな部分も絶対必要なのね。その人がどういう人間かっていうのはその人にしかない唯一無二な事だと思うから。だからこそ大学生の内に、「自分はこれが好きだ」を見つけるために興味を持ったことを何でもやってみる方がいいと思う。
―では今後の目標を教えてください。
本間さん：本当に一人でも多くの人にラジオを聞いてもらうことが、目標です。ラジオを知らない人や聞いたことない人にどうやって聞いてもらえるかなといつも考えています。コロナ禍でリスナーさんと直接お会いして関わる機会が少なくなってしまったこともあり、FM-NIIGATAではSNSを始めたりホームページ上で聞けるデジタルコンテンツを発信していたりと、ラジオ以外でも「繋がる」ことに挑戦しています。
―本間さんは音楽が大好きということで、ぜひ大学生向けのプレイリストをお願いします。テーマや曲に込めた思い、メッセージなども一緒に教えてください。
本間さん：自分が大学生の時のことを考えてみて、大人って何だろう？っていうイメージでプレイリストを作りました。
①「脱せ」映秀。
１曲目は、大学生の時に断れない大人みたいなのをドラマで見たり聞いたりして、自分自身そうなっちゃってた事はあったなって思いつつ選びました。大人に対して思うことは色々あるけど、色んなこと考えてる日々から脱出しようっていう意味で。
②「BUDDY feat.PUNPEE」BIM
２曲目は、昔から仲良かった友達っているじゃないですか？このプレイリストでは一回、自分の年齢を昔に戻してるというか、今の状況を1曲目で歌ってたんだけど、2曲目ではあの時こんな楽しかったよなって昔のことを歌ってるんですよね。割とハッピーな曲かなって思っています。
③「クロノスタシス」きのこ帝国
３曲目は、ちょうど大学生くらいの年齢の方がうんうんって言いたくなる曲って勝手に思っちゃってます。うんちく喋りたくなるのとか、宅飲みとか、みんなで飲んでるときに二人で抜け出してっていう経験は大学生でしかできないことだと思ってます、懐かしいなあ（笑）
④「大人になったら」GLIM SPANKY
４曲目は、「大人になったらこれって分かるの？」っていうことを歌っているんだけど、就活中かなって思っています。大人になったら分かるのかなって疑問に思っている、けど大人にならなきゃ、「就活就活」みたいな。自分が自分じゃないみたいな、何かもどかしい気持ち。
⑤「君という花」ASIAN KUNG-FU GENERATION
５曲目は、色々な捉え方があると思うんです。私が捉えたのは、お花って色も種類も色々あるじゃないですか。みんなもそうだと思うんです。君という花だから、違う色にはなれないし自分自身は一人しかいない。「あなた」は「あなた」だからっていう意味で選びました。
―タイトルをつけるとしたら何でしょうか？
本間さん：何が良いかな？物語にしたくてこういう並べ方にしたんだけど……分かった！「大人になっていく君へ」にしよう！
今回は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました！そしてなんと、取材の後に生放送中のスタジオの見学や本間さんのサインもいただきました。
FM-NIIGATA 本間さんの「たすいち」
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編集後記
本間さんの「頭の良さも必要だけど、パーソナルな部分も絶対必要」という言葉が印象に残りました。お話を聞いていて、自分の好きなことやモノは、自分らしさの象徴なのだなと感じました。自分のことをよく知るためにも、色々なことに興味を広げていきたいと思います。（植木）
音楽を聴くときは「歌詞」を大事にするという本間さん。取材中は丁寧に言葉を紡いでいる印象を受けました。プレイリストのタイトルは「大人になる君へ」ですが、むしろ大人になるにつれて5曲の込められた本間さんの本当のメッセージがわかるような気がします。（中濱）
都会でのきらきらとした生活を夢見て、地元新潟を離れていく若者たち。そんな若者の一人になる予定だった私ですが、今回の取材で、私はやはり新潟が好きだということ、新潟は戻ってくる価値のある場所であるということを改めて実感しました。進路に悩む大学生にぴったりの、本間紗理奈さんの新潟愛と仕事への熱意にふれることができた回でした。（和田）
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