2023.08.24

よしもと新潟県住みます芸人③｜今後の活躍とSNSの活用方！

レクチェ

第三回目は、お二人のSNS事情や今後についてお話を伺いました。

よしもと新潟県住みます芸人②｜県外出身だからこそ分かる魅力

―二人のInstagramやYouTubeについてお話を伺いたいと思います。YouTubeの活動では、日常を撮った内容や、（山脇さんはついては）ご家族との動画が印象的ですが、SNSの活動を始めたきっかけはありますか？

山脇さん：YouTubeの活動は、新型コロナウイルスが流行し始めたころに始めました。マネージャーから「最終的に自分を守るのは自分や」と言われ、YouTubeを始めました。最初は右も左も分からなかったので、変な動画ばかり上げていましたね。最初「毎日飲んでいるお酒を断酒してみた」という動画や、「髭を一週間剃らなかったらどうなる？」といった企画を行っていました。でも再生数が伸びないから、チカコホンマに相談すると「折角お子さんいるから、そっち系で行ったらいいじゃないですか？」とアドバイスをもらいまして。「それだ！」ってなり、家族での日常系動画を上げるようになりました。

＜いっすねー！山脇さん＞

チカコホンマさん：これは幸か不幸かですけど、「山脇さんの上のお子さんが骨折しました」みたいなサムネの動画を作っていたんですよ。

山脇さん：それが11万再生ぐらいだったかな。上の息子が左腕を折ったんですよ。（左腕骨折の動画を見越すと）右腕で10万再生稼げるかもしれない。だからもしだったら右も折ってもらおうかなと（笑）。

チカコホンマさん：とんでもない親だ（笑）。

山脇さん：動画はハンディカメラで撮影をして、ホームビデオみたいな感じです。昔は子ども達の記録をホームビデオで残していたけど、今はSNSに残せるので。（子どもの記録を残すという意味でも）YouTubeをやっていてよかったと思います。

―ありがとうございます。山脇さんのYouTubeの動画の中で、母の日のお花をプレゼントする動画を見て、私たちも家族っていいなって思いました。チカコさんはSNSでの活動を始めたきっかけは何ですか？

チカコホンマさん：私もSNS、特にインスタグラムやTwitterに関しては、新潟来る前から、芸人始めた当初からやっています。YouTubeに関しましては新潟に来てからです。山脇さんと同時期の新型コロナウイルスが流行してすぐですね。緊急事態宣言が発表されて世の中が激変したタイミングで、芸人のお仕事が全部なくなりました。新型コロナウイルス流行の中でやれることは少なくて。バイトもしていましたが、その時にもらえたお金は食い繋ぐためだけのものなんです。未来がないと思いバイトを全部やめました。

まだその時はYouTubeが収益化されてなかったけど、いっそYouTubeに全力を注いでみようと思って。動画の研究をしてたくさん上げていたら、その年の9月に話題になったんですよ。YouTubeを始めたときは新潟に住んでいるって一切明かしてなかったんです。だけど動画の再生数が伸びてきてから、みんなが「私」を好きって言ってくれるようになって。「私」を好きって言ってくれる人に新潟をアピールしようと思い、今では新潟在住だとアピールしています。最近少しずつTikTokでも動画を上げています。

県内の人には地元のメディアでアピールできますが、県外の人相手では手っ取り早いのはSNSですね。

まとめると、きっかけは新型コロナウイルス禍があったことです。少しずつ新潟の要素を入れて、みんなに知ってもらいたいっていうところですかね。

みんなもコロナのとき学生だったよね。

＜チカコホンマさん＞

―そうですね。私は大学受験の時期と新型コロナウイルス流行時期が被っていたので、勉強の合間の楽しみがYouTubeを見ることでした。受験も勉強も今後どうなるのか不安だと思った時に、芸人さんの過去の漫才やコントの動画を見たり、YouTubeを見るとすごく元気になったりという意味で、すごく助かっていました。

チカコホンマさん：それはお互い様ですよ！なぜかというと、私たちも苦しい時だからこそ頑張って動画上げていたけれど、それに対して動画を見てくれた人がコメントを書いてくれるのよ。コメントから吸収した力を養分にして私は太ったね（笑）。みんなのコメントのおかげで大きくなったの。

SNSって簡単に人のことを貶せるけど、元気づけることもできるから。（首都圏から離れた）新潟に来て、SNSの大切さをすごく感じましたね。